鍋屋横丁の由来は江戸時代中期から明治時代初めにかけて、ひときわ繁盛した茶店の名前「鍋屋」からきています。鍋屋は美味しい草餅と美しい梅林が有名で、妙法寺へ参詣する人々の楽しみだったそうです。現在、鍋屋の名残は地名以外このまちのどこにも見当たりません。 しかし、一ヵ所ありました! @道標の正面には南無妙法蓮華経と花押(かおう)/側面には是れより堀之内江十八丁十間(約1982m)と刻まれています。裏側には寄進者の名が刻まれていて、その中に當所角(とうしょかど)鍋屋とあります。