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  鍋横物語
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第1章
第2章
第3章
1 道・街道・道路
2 商いを通して見た街
3 空き地は社交の場
 (1) 子どもたちの世界
 (2) 子どもの楽しみ
 (3) それぞれの想い出
 (4) 地域のリーダー
4 まちの情景・風物
5 まちが変わる ―関東大震災・第二次世界大戦によって―
6 歴史を移す≪お題目石の移設≫
7 歴史を掘る≪転車台の現れた日≫
8 懐かしくありませんか?
 
第4章


(2) 子どもの楽しみ

語り部:藤井文江(昭和2年生)


 

 昭和10年頃でしょうか、本郷小学校の北側に「なべよこ広場」という絶好の遊び揚がありました。お正月には、子どもが羽根つきや凧揚げをして遊んだものです。普段は相撲をとったり、弓の大会があったり一年を通して使える大変便利な広場でした。近所の梅屋敷も子どもにとって格好の遊び場でしたが、ここは時々シマヘビがにょろにょろ出てきたりして怖かったことを覚えています。
 花見時などにはちょっと遠出して、大宮公園に遊びに行きました。お弁当とござを持ち、近所のガキ大将を先頭に十貫坂からブース病院を経て、田んぼの中を歩いて行き、源義家の行列や流鏑馬(やぶさめ)を見たり、楽しいお花見の一日を過ごしました。
 町にはおでん屋があり、おでんもよく買いました。たしか、串1本に3個ついて1銭でしたね。時折、桶を担いだ飴屋やフキ豆売りも来たりして、子どもには1銭でも三角袋へ入れて売ってくれました。いつも早く来ないかと楽しみに待っていたことを覚えてます。1軒だけあったラジオ屋の前は、夏になると全国高校野球大会の実況を聴く人で溢れ返っていたことを懐かしく思いだします。




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