
第5回 乳幼児の救命救急講座
〜消防署で乳幼児の救急法を学ぶ〜 2012/9/24
- 中野消防署で乳幼児のための救命救急法を学びました。
- 誤飲した時の吐かせ方や子どもの心臓マッサージやAEDの使い方を学びました。
- 具体的で分かりやすかったと好評でした。
- 20組の参加がありました。
覚えておきたい救急法
★子どもが何か呑み込んだ!
食道ではなく気道に入ってしまうと窒息の危険が!!
顔を下に向け
腕に乗せて
あごは上げて
頭の位置は低くして
背中をたたく
★心臓が止まった!呼吸をしていない!
AED
駅や学校、公共施設に設置されています。
AED(エー・イー・ディー)は Automated External Defibrillator
の略語。日本語では「自動体外式除細動器」といいます。心臓が細かくけいれんし、血液を送れなくなる重い不整脈「心室細動」の患者に電気ショックを与えて救命する装置です。音声ガイダンスに従って、落ち着いて使用すれば誰でも操作できます。
<使い方>
1. 電極パッドを二カ所に貼り付ける。 (子どもの場合は写真のように前後に)
2. コネクターを接続すると、機械が心電図を解析します。
3. 電気ショックが必要と解析されたら、患者から離れてボタンを押します。
その後、人口呼吸と心臓マッサージを行います。
心臓マッサージ
30回 大人は両手で押す。
子どもの場合は指二本で押す。位置は図の○の部分

人口呼吸
大人の場合、鼻をつまんで口から2回息を吹き込む。
子どもは鼻と口からいっぺんに息を吹き込む。
119番通報
23区内からは千代田区大手町にある災害救急情報センターにつながります。通報を受けると災害救急情報センターは一番近い救急車に出場指令を出します。通報の時は、必ず中野区から住所を言いましょう。

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