(4) 近道は路地を抜けて
語り部:西田ヨシ子(大正11年生)
生まれてから現在まで鍋横以外に住んだことがないのです。現自宅の前が実家で、遠縁に当たる主人と結婚し、戦前は西町1番地(現本町4-38)に住んでいました。昔のまちは敷地の周りをブロック塀などで囲んでなく、家と家の間に細い路地がたくさんありました。よく利用したのは図のような所にあった路地です。路地もいつの間にかなくなり、高層マンションも建ち並び、周りもすっかり変わってしまいましたが、生まれた時から変わらずにある西片邸の横を通るとホットします。
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