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鍋横物語 (第4章)  
  鍋横物語
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第1章
第2章
第3章
第4章
1 鍋屋横丁界隈
 (1) 戦前の鍋横は中野の銀座
 (2) 老舗−阿波屋呉服店
 (3) 昭和初期の鍋横交差点
 (4) 鍋横と東京パン
 (5) 昔なつかし東京音頭
 (6) 「ジュー」ソースにつけた串カツの音
 (7) 少年車掌
 (8) 昭和30年頃の三味線橋通り商店街と追分通り
 (9) 甘くて苦い仁丹の味
 (10) オドヲン座を語る
 (11) 私と追分通り
 (12) みんなで駆け回った追分通り
 (13) 炭の俵は長方形
2 賑わいのあった鍋横商店街
3 銀杏が見ていた風景
4 地域の人の憩いの場
5 水車のある風景
6 川と田んぼ
7 地域センターの辺り
8 周年行事を迎えて
9 時代


(10) オデヲン座を語る


 映画が庶民の楽しみのひとつだった時代、鍋横には3つの映画館がありました。昭和54年に閉館たオデヲン座には色々な思い出があります。

(木口 弘・談)

★妻との初デートはオデヲン座で洋画を観て、東京パンのパーラーでお茶を飲みました。当時としては一番洒落たコースでした。

(高野允雄・談)

★「下町の太陽」で爆発的な人気がでた女優、倍賞千恵子が隣の美容室で着付けをして舞台挨拶に来たことがありました。また、夏にナイトショウの先駆け館として、上映時間が延長されました。

(清水ヒサエ・談)

★映画が好きだったので、子どもを寝かしつけてよく観に行きました。印象に残っているのは、「戦争と平和」や山口百恵の「霧の旗」などです。ある時、子猫程もある大ネズミがスクリーンの下を縦横に走っていて、びっくりしたこともあります。

(成瀬 光・談)

★ 雪のシーンを観ていたら、天井が割れて本物の雪が降ってきて驚きました。建物が老朽化していたのでしょう。また、館内も空いていて休憩時間以外にトイレに行くのも怖かったです。

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