(8) 出世地蔵(本町4-5)
伊井せつ・談
地下に埋められていたものを世に出したことからこの名前がつけられました。蔵を造る際に石を埋め込む作業をしている時に地蔵も一緒に入れてしまったらしく、以来、お世話になった隣家や自分白身にけがや病気などよくないことがたて続けにおこりました。常昌院(中央2丁目)の尼僧に相談したところ、地蔵を供養するように言われ、昭和39年5月に建立しました。
ビルの新築にあたり地蔵も新しくしたいと思いましたが、大雄院(愛宕山)でみてもらったところ、高僧によって入魂されているので前と同じように祀るよう言われました。
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